最新 絶版レア 論集戦国大名と国衆 6 尾張織田氏 柴裕之編 岩田書院

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「本書には、織田信長による尾張平定までの尾張織田氏に関する主要な七本の論考を収めた。それとともに併せて、これまでの先行研究で明らかになった系譜および動向をまとめ、編者の若干の検討・私見を加えた総論「戦国期尾張織田氏の動向」を付して、今後の尾張織田氏研究の進展を図ろうとするものである。  戦国時代、尾張国においては、有力な地域権力として織田氏が存在し、相次ぐ内紛が続くなか庶家にあたる弾正忠家から信秀・信長父子が現れ、そして信長は尾張平定を成し遂げるとともに、やがて「天下」を管轄する領域権力にまで権勢を拡大したことは、周知されている。しかし戦国期織田氏研究の現状は、系図などの史料の欠如から、いまだ不明なことが多いうえ、その主要な視点は信長上洛以降の織田権力にその重点が置かれていることは否めない。(中略)  そこで本書では、こうした研究状況をふまえ、著書やこれまでに論文集に収録されたものを除き、今後の研究には欠かすことの出来ない尾張織田氏(主として室町時代より尾張守護代を務めた後裔の織田大和守・織田伊勢守の両家と戦国時代に台頭した庶家の織田弾正忠家)に関する系譜、権力態様・基盤と政治動向を扱った論考を集成した。」(「はしがき」より) 【主要目次】 総論 戦国期尾張織田氏の動向              柴  裕之 新井喜久夫「織田系譜に関する覚書」(『清洲町史』、1969年) 杉村  豊「守護代織田氏の尾張支配―文明~天文期を中心として―」  (『国学院大学大学院紀要』5、1974年) 小島 廣次「勝幡系織田氏と津島衆―織田政権の性格をさぐるために―」  (『名古屋大学 日本史論集下』吉川弘文館、1975年) 鳥居 和之「織田信秀の尾張支配」  (『名古屋市博物館研究紀要』19、1996年) 下村 信博「第6章第4節 織田信秀の台頭」  (『新修名古屋市史』、1998年) 下村 信博「第7章第1節 織田信長の登場」  (『新修名古屋市史』、1998年) 横山 住雄「犬山落城・永禄八年説」(『郷土文化』40-1、1985年) #柴裕之 #柴_裕之 #本 #歴史/日本史

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